12/1に、「ILD研修会」を行いました。
実はこの研修では、
つぎの課題図書を扱うことになっています。
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a) マズロー,A.H 小口忠彦訳(1987) 「人間性の心理学―モチベーションとパーソナリティ 」
b) 中村雄二郎(1992) 「臨床の知とは何か」(岩波新書)
c) 瀬戸 賢一 (1995) メタファ-思考 (講談社現代新書)
d) ユネスコ「21世紀教育国際委員会」報告書 天城勲他(1997) 「学習:秘められた宝」
e) 坂下 昭宣 (2002) 「組織シンボリズム論―論点と方法 」
f) 高橋正泰(2006) 「組織シンボリズム―メタファーの組織」
g) ピーター・センゲ他(2003) 「フィールドブック 学習する組織5つの能力」
h) 野中 郁次郎、紺野 登 (2003) 「知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法」
i) ソーヤー他編著(2009) 「学習科学ハンドブック」
j) 西之園,生田,小柳編著(2012) 「教育工学における教育実践研究」(教育工学選書)
おそらく、しばらくこの研修会では
「 自己実現 」
がキーワードになりそうな予感です。
人が学ぶ上で必須となる
何のために何をどれだけ追求したいか
その結果、どうなりたいのか
という「自分の」学習テーマ です。
この自己実現のテーマとなるものは
単純に「給料アップ」や「おこづかい」などの
外的要因だけではないようですね。
お金がモチベーションであるということは
要するに「金の切れ目が縁の切れ目」=中断
ということですから、継続不可能であることを
意味します。
自己実現のテーマこそが、
継続性に欠かせないものなのですね。
今は、一部のエリートに頼ることも困難な時代なので
さまざまな生き方が認められることが求められ、
そのために自律的に学び続ける必要があるので
テーマを見つけて仲間と深めて行くスキルこそが
重要だとつくづく思います。
(しかし、これがまたとても難しいのですが。。)
「テーマ」も「仲間」もどちらも重要な
「学習資源」ですね。