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2012/12/10

実験日誌ー何を確認して舵をきっているのか

Tweet ThisSend to Facebook | by:望月

あたらしく開発しつつある

 「授業を「診る」力を
  アップさせるための
  トレーニングワーク」

の実験をいたしました。

結果から得たことをひとことでいうならば、

 多様な領域に柔軟な題材を選択すると
 リアリティに欠けやすくなる

というものでした。
当たり前の話ですが、とても大きな課題です。

まだまだ、完成しないようです。

「これぞ」というものに至るまで
エジソンのように99回失敗して
いこうと思います。

実験をしながら、
参加者同士でいろいろなことを話しました。

その中でもとくに

 授業方略の判断基準のサンプリング

の話題が興味深く

 「(学習者の中で)とくに誰をみるか」

つまり

 授業中に 
 学習者の中でとくに
 誰の声・行動を察知して
 授業の方略を決めているか

 また、それをどのように調べているか

というものでした。

この問いに対する回答で、
それぞれの授業観の違いが
はっきり見えてきました。

多人数であるほど
情報収集が難しいと思われがちですが
多人数であれ少人数であれ
教室から何かを捉えて進めていることは
変わりません。

  その捉えかたでいいのだろうか?

時折、問い直してみたいと思います。


▼開発において参考にしていきたい文献

西之園晴夫・生田孝至・小柳和喜雄編著
「教育工学における教育実践研究」
教育工学選書5 ミネルヴァ書房 2012





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