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2014/05/05

【体験報告】東大の授業を無料で聞いて課題に答える

Tweet ThisSend to Facebook | by:望月
3月に行われた総会で、
中條先生に教えていただいた「gacco」について
自身の経験を少しレポートしたいと思います。

※ MOOCsをご存じの方は ★2 よりお読みください

▼ ★1MOOCsをご存じの方は読み飛ばしてください ▼

MOOCs(大規模オンライン公開講座)の
日本版が、この春からスタートしています。

MOOCsは、大学の講義をオンライン上で
視聴し、課題に取り組み、希望者に修了証が
送られるというもので、
基本的に無料で参加することができるので
多くの人がプロフェッショナルな学習機会を
得ることができるということが
大きなメリットとされています。

さらに、オンライン上で優秀な成績を修めた人は
大学の入学や企業への入社について優遇されることも
ありうるということです。
つまり、授業を公開することの目的は、
優秀な人財を集めることだと言えます。

さて、日本でもMOOCsを推進できるよう
さまざまな支援を行う団体が必要だということで
JMOOC(http://www.jmooc.jp/)=
日本オープンオンライン教育推進協議会
が設立されました。

JMOOCは「gacco」(http://gacco.org/)
というサイトで、既にいくつかの授業を
公開しています。

▼ ★2 gaccoの体験レポート ▼

私も早速、東京大学の本郷和人先生による
「日本中世の自由と平等」に登録しました。
現在4週目の授業が始まったところです。

レクチャー動画は6・7分くらいずつに
分けられていて、1週分の動画が9つ程度
用意されています。

もちろん何度も見返すことができますし
横に書き起こし文が表示されているので
文をみながらシーンを選ぶこともできます。

この書き起こし文というものが非常に便利で
例えば、最初に課題を確認してから動画に戻り、
書き起こし文から関係のありそうな箇所を選び、
解説を聞いて課題に取り組むことができるのです。

最初に全て聞く従来モデルの学び方を
反転させることができるという点が
オンライン学習ならではの学び方といえると思います。

もちろん先生の講義は非常に興味深いのですが、
最初から全て聞こうとすると重要な部分が
頭に入らない人も中にはいるかもしれません。

ポイントを絞って学んだあとに、
じわじわ裾野を広げるために他の講義を聞く
という形をとって、よりその講義への関心を
高める、ということも方法の一つだと思います。

無事修了できるよう、頑張ります!


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