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2012/04/09

学ぶ過程で何が起こっているかを説明するための方法

Tweet ThisSend to Facebook | by:望月

よいお天気が続きますね。
週末にお花見を楽しまれた方も
多いのではないでしょうか。

さて、このブログを読んでくださっている方の中には、
教育実践を他の人と後に残る形で共有したり
授業で起こっている出来事を
しっかり説明できるようになりたいと
考えておられるかたもおいでかと思います。

そのようなかたの中で

 「教育実践について、なにが起こっているのかを
  アンケート調査結果等から数字ですべて説明できるか
  疑問に思っているのだが、だからといって
  他に説得力ある形で示すことはとても難しい。。。」

ということお悩みを持たれている方も
少なくないのではないでしょうか。

このようなときに、用いられるのが
質的研究法と呼ばれるものですが、
その中でもよく活用されている方法の一つに
グラウンデッド・セオリーという方法があります。

グラウンデッド・セオリーは

 「こうだと思うのだが、はたしてこれは正しいのか?」
 を検証するものではなく、

たとえば、

 「その言動はその人にとって
  どのような意味があったのか?」

 「あの授業は知らないうちに引きこまれてしまう
  魅力がある。一体、あの授業で、どのような文化が
  暗黙のうちに創りだされていたのか?」

というものを探ることができます。

このグラウンデッド・セオリーについて

 「話を聞いてみたい!」 

というかたには、つぎのイベントがおすすめです。

弊所代表もシンポジストとして登壇します。

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教育実践研究の方法論的考察
  ― 教育実践を論文にする ―

主催 佛教大学教育実践を考える会
後援 日本教育実践学会,佛教大学教育学部学会

▼ チラシPDF
佛教大学教育実践を考える会.pdf

2012年6月2日(土)13:00-17:00
佛教大学 二条キャンパス

基調講演: 木下康仁
(立教大学社会学部教授)
▼ 主な著書
「ライブ講義M-GTA実践的質的研究法 
 修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチのすべて」
(弘文堂)

シンポジウム
 黒羽 正見(群馬大学教育学部 教授)
 西之園晴夫(NPO学習開発研究所 代表)
 松村京子(兵庫教育大学大学院 教授)

参加料 無料
※ どなたでもご参加いただけます。
※ 事前申込不要です。

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