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2013/04/01

教育資源の公開と、フェルデンクライスと、チェコと・・

Tweet ThisSend to Facebook | by:望月
新年度が始まりました。

今年のウグイスの鳴き声は
去年より少し遅い時期から
始まったような気がします。

3/30(sat)は
第10回目の総会と
「学びイロ色春茶会」
でしたが、よいお天気に恵まれました。

今年はこれまでと違って
素敵な日本家屋で行うことができました。

総会では、話題のMOOCs
(アメリカの名門大学による無料公開授業)
※Massive Open Online Coursesの略
▼参考ページ

の話などで盛り上がりました。

かつてメディアでよくとりあげられていた
カーンアカデミーのように
「学校で講義をうけて活動は課外で」を
「学習活動こそ学校で、講義は課外で」に
真逆に転換した発想が話題になっています。

これが、
「認証は学校で、学習はそれぞれの生活フィールドで」
に発展するのも、そう遠くない未来かも知れません。

総会の後に行われた「学びイロ色春茶会」では、
フェルデンクライスメソッドの体験と
チェコの高等教育に関する対談をお聞きしました。

今回会場を提供してくださった妙雲さんからのお話では、
チェコは大学に行かなくても自分で能力を積めば
評価されるとのことです。
大学はキャリア支援をしていないし、学習塾のような
ものもないとのことです。
このような文化の中では、MOOCsの発想は
日本より適用しやすいかもしれません。

チェコのお話を聴く

日本の教育は本当に形式化しているのだろうな
と感じさせられたのは、もうひとつのプログラム・
フェルデンクライスメソッドの体験でした。

講師の岸本先生は
「私の説明をどのように定義するかはあなた次第」
「考えるのではなく感じとること」
と説明されていました。

岸本先生 フェルデンクライスメソッドレッスン中

「言われた通りにやる」ということが
隠れたカリキュラムとして機能しているのが
日本の教育の特徴だと
思いますが、
キャリア支援や学習塾が日本で機能しやすいのは
このためでもあるような気がします。
もちろん、それを覆すためのキャリア支援や学習支援を
目指す学校や塾も多いと思います。

代表・西之園 :
「MOOCsは世界中の優秀な学生を
 ヘッドハンティングすることが目的です。
 日本の優秀な学生もやがては海外に
 流れていくかもしれません。
 ILDは新たな生涯学習コースに挑戦します。
 学校の枠組みでつくっていた授業を
 学校に所属しない人たちにも役立つ形で
 開発して外に出してみよう!という
 方がおいででしたら、ぜひ参加してください。」

最後に、運営委員のスタイナー紀美子さんが
翻訳された「人間ガンディー」(東方出版)を
紹介してくださいました。

人間ガンディー

「自分が変わらねば人は変えられない。」
まずはやってみましょう!

美味しいおやつをいただきながら
学びのちりばめられた場で1日を過ごせました。

ILDティータイム

▼4月からの新コース(試行)
学習開発技術入門

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