今年も,京都市総合教育センターの先生方にお世話になり,
中学校採用1年目夏季研修に参加させていただきました.
(7月31日〜8月3日,担当:初日と最終日)
今年は100人をこえる受講者数でしたので,
実施面ではいろいろ工夫する必要がありました.
(総合教育センターの先生方がさまざまな
配慮をしてくださいました。ありがとうございました!)
まずこの研修は,各自の授業を分析するので
一人1台パソコンを使う,ということ.

去年までは分析ソフトを用いていましたが
採用1年目の先生の人数が去年よりかなり多いので
ソフトの数が間に合わない!という状況がおきました.
そこで,授業1時間分まるごと分析するのではなく
練習をふまえて分析する部分を選ぶということを行ったので,
なんとか,専用ソフトを使わなくても進められました.
この「練習」は今年新たに導入したワークです.
こんなふうに,厳しい条件だからこそ,
初心にかえって取り組むことができたと思っています.
この研修は,4日間の研修の中でいうと,
3日目から変化が起こります.
漢方薬 のように,じわじわと.
4日間の中の気づきの共有場面でも,つぎのような
気づきの変化がみられました.
1日目: 「学習指導困難な状態には個別指導が必要」
↓
4日目: 「学習指導困難な状態こそ普段の授業が重要」
年々,変化が激しくなり,
教師が社会から期待されることも
分業化されるどころか増えていくばかりです.
しかし,やはり本分は授業です.
ここで勝負できるように教科を超えて知恵を出し合える
仲間作りが重要だということを再認識しました.

4日間ありがとうございました!