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2012/07/16

ワークで「当たり前」を見直す

Tweet ThisSend to Facebook | by:望月

当研究所スタッフ・日高が、昨日(7/15)

 2012年臨床漢方薬理研究会大会
 (第107回例会@京都薬科大学)

の特別企画として

「違いから気づくコミュニケーション・ワーク体験」

を担当しました。

まず、この研究会大会の開催趣旨は

「2012年、日本の厚生労働省は、
 急性期医療における病院勤務医等の負担軽減を掲げて、
 病棟薬剤業務実施加算をはじめ、
 チーム医療を評価する点数を新設しました。
 <中略>
 日常的に心身の健康を維持できる環境作りや、
 個々に応じた健康管理法と、
 実践が必要なのだと考えます。
 このような現実において、
 医療者に必要な学びや研究、
 実践について念頭に置きながら、漢方を、
 このような近代社会に活用する方法、
 人材育成について探りながら、
 本年度の研究会を進めます。」

とあります。

漢方薬学界と教育界は、専門とする領域は異なっても
共通する課題意識が存在しているように感じました。

こうした課題に対して、
コミュニケーション・ワークがこのように役立つのでは
という提案を、40分間という短い間に日高さんが挑戦しました。

まず自己紹介後、ゲームでチームをときほぐしつつ、
言葉だけで伝えることの難しさを体感します。
自分には「あたりまえ」のように「こう見える」
というものでは、なかなか伝わりませんので、
単純でありながらなかなか難しいワークです。

相手に自分の気持ちを好意的に受けとってもらうためには
どのようなことを心がける必要があるかということを
考えます。

最初に恋愛をモチーフにしてシミュレートし、
そこから得られた視点で、自らの現場(職場など)での
望ましいコミュニケーションに必要な要素と
それらがどの程度重要かを考える時間となりました。

ふりかえりでは、

「国語力が重要だ」
「説明書を渡すだけでは不十分なのかもしれない」

などの声が聞こえてきました。

自分では
「当たり前」「これでじゅうぶん」
と思っていることを見直すことができるワークは
さまざまな専門領域でも適用できると思います。

40分という短い時間
大きな教室(固定いす)
参加者はベテランの専門職の方ばかり

という条件で、
ここまでできるのだなということを
スタッフ一同学ばせていただく一日となりました。

臨床漢方薬理研究会さま、ありがとうございました!
日高さんごくろうさまでした!


終了後、ほっと一息。ふりかえり。
(いただいたおかしの包みを見つめながら)


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