|  2017/11/09 | 「回診」モデルを適用した教員研修 |  | by:望月 |
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現在、冬の教員研修の準備をしている学校も 多いのではないかと思います。
そこで、最近手に取った書籍から もしかしたらご参考になるかも!と感じたものを ご紹介します。
エリザベス・A・シティ リチャード・F・エルモア サラ・E・フィアマン リー・テイテル 著 八尾坂 修 監訳 「教育における指導ラウンド」 風間書房
どのような内容なのか、 帯の説明が一番わかりやすかったので 下記に引用します。
「医師が使用するメディカルラウンド(回診) モデルからヒントを得て、『指導ラウンド ネットワーク』と呼ばれる新たな専門的な 学びの方法を開発。(以降略)」
本書は、帯の最後にもあったのですが 開発した教員の学習モデルを適用し その中でみられる
「組織的能力を高めるプロセス」
の事例が示されています。
日本は授業研究の歴史が長い国なので、
「こういうことは既に取り組んでいる」
という学校もあるかもしれませんが、 教員コミュニティの成長にフォーカスをあてて コミュニティづくりの留意点について わりと詳しく書かれています。
関係書籍を比べて読んでみたい!という方には 本棚にある研修方法関係書籍のコレクションの一つに 加えてみられる価値はあるかな、と感じます。
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