New! 自ら学ぶ「情報教育」の開発
 −さまざまな学習者が創造するチーム学習−

前期日程は終了しました

 前期日程2005年6月24日〜7月23日として開講することになりました。
第1回講座は、6月24〜25日に千里金蘭大学で開催された「日本情報教育開発協議会(JADIE)第1回全国大会」 を3単位時間分と換算しています。
 全国大会に参加なさっておられない方は、申し込みページで当日資料(講演論文集 送料込み¥1,500円)の販売をしております。
 お申し込みは、「お申し込みのページ」をごらんください

教科「情報」ご担当の先生方に、
 チーム学習方式による情報教育の教育技術を、
  お互いに協力しながら習得することを目指した講座です。

 前期カリキュラムは、こちらをご覧ください

■情報教育についてのあなたのイメージから授業を創りませんか
 わが国の学校・大学教育での問題点は受身的学習が多いことです.
 最近,メンタルモデルから仲間と協働して開発する方法が注目されています.
 情報教育についても,あなたのもっているイメージから,自律的協調学習を開発することが可能です.

■講座は講義と演習という枠組みではなく,チームによる共同開発として進められます
 講座はチームによるプロジェクト方式を採用しますから,最終成果は各チームで決めます.
 チームとしての規範(ルール),担当する役割,最終目標,学習テーマなどを決めます.

■講座は遠隔学習方式と集合研修との組み合わせで行います
 基本的には遠隔学習形態をとりますが,やはり顔をみながらの研修は楽しいものです.
 月に1回程度の集合研修で各自の状況を理解し,さらに計画を具体化します.

■定期的活動は各チームが掲示板,チャット,テレビ会議システムを活用して行います
 情報社会は暇のない社会でもあります.
 参加者はみなさん多忙ですので,Web上の学習システム,とくに掲示板やチャット,さらにテレビ会議システムを用いてチームメイトと打ち合わせや共同開発を行います.

■協調学習で注目されている共同開発のためのツールを利用します
共同開発用ツールとしてWIKIが有名ですが,これに相当するツールを使ってカリキュラムを共同開発します.

カリキュラム
 講義全体で15週相当を予定していますが,内容は参加者の状況に応じて柔軟に対応していきます.
 1週は90分相当の学習で,チャットや掲示板への書き込みも含みます.



 ■「教える情報教育」から「学ぶ情報教育」へと転換することを願っている者同 士が、協力しながら共同で学習指導法を開発する試みです。
 ■すでに「教育方法学」では、自律的チーム学習によって多人数の学生に対して印刷教材、 ケータイそして通常のパソコンを用いて自主的な学習を実現しており、 その資料を公開しています。
  今年の春学期は274名の学生を44チームに分けて実施しています。
 ■このような教育技術のノウハウを共有しながら、これから情報教育の学習指導 法を開発したい人、あるいは実施しているが困っている人のための講座です。
  とくに多様な生徒・学生を抱えて困っている人はぜひ参加して下さい。
 ■情報教育に自信のある方や、すでに成功している人のための講座ではありませんのでご留意ください。

インターネット利用についての重要事項

 ■インターネットを介した講義について
   テレビ会議システムとWeb Base Trainingシステムを利用します。システム利用料金は受講費用に含まれます。
 ■Web Base Trainingシステムについて
   WWWブラウザ(InternetExplorerなど)だけで利用できます。
 ■テレビ会議システムについて
  ・対応パソコンはWindows2000、WindowsXP(Home,Professional)です。
  ・Macintosh,Windows95/98/MEには対応していません
  ・通信テストができるよう、受講希望者にはクライアントプログラムのダウンロード方法を連絡します。
   特定非営利活動法人 学習開発研究所会員の皆様には、すでにご連絡済みです
   (通信テストの時間は別途ご連絡いたします)
 ■インターネット回線について
  ・ブロードバンド回線が必要です。ダイヤルアップ・モデムやISDNでは通信能力が不足します。


講座のごあんない

主催:
 特定非営利活動法人 学習開発研究所

共催:
 千里金蘭大学 人間社会学部

目的:
 現在、初等中等教育段階から高等教育段階にいたるまで「情報教育」が実施されていますが、生徒・学生の能力や知識、さらには興味関心も多様化しており、そのため指導者には、このような事態に対応できる学習指導の実力が問われています。
 主体的な学習を実現するためには、新しい教育方法を開発できることが望まれますが、チームで学習できるとともに、一人ひとりが自律して教科を学習できることが基本です。
 この講座では、情報教育での学習開発のための基本的な教育技術をお互いに協力しながら習得することを目指します。この講座を修了すれば、チーム学習や自律的情報学習を設計し分析できることを目標としています。

対象者:
  中学校,高校,大学ならびに各種教育研修機関などでの情報教育の指導にあたっている方

定員:
  30名
   ・NPO法人学習開発研究所の会員を優先します。
   ・またチーム編成上,申し込み時期、校種ならびに地域性で調整することがあります。
   ・講座には途中での参加も歓迎しますが,そのときは既設チームの意向を尊重します。

期間:
  2005年6月24日〜7月23日(前期)
    集合研修(3回)と、テレビ会議による遠隔学習(6回)
    ・第1回集合研修:日本情報教育開発協議会(JADIE)第1回全国大会
         6月24日(金)〜25日(土) 終了

       第1回遠隔学習:7月2日 終了
       第2回遠隔学習:7月9日 終了

    ・第2回集合研修:7月16日(土)
       日時:2005年7月16日(土)
          午後2時〜4時30分(受付:午後1時30分)
       場所:「千里金蘭大学」3号館3階情報処理教育センター
          http://www.kinran.ac.jp/univ/index.cfm/1,0,20,html
       終了後、懇親会を予定しております

    ・第3回集合研修:未定

集合研修会場:
    千里金蘭大学 人間社会学部
      3号館3階情報処理教育センター
      http://www.kinran.ac.jp/univ/index.cfm/1,0,20,html

費用:
  受講料(システム使用料を含む): 会員:無料  非会員:8,000円
   なお、集合研修では別途資料代を申し受けます(各回2,000円程度)

講座担当者
 NPO法人学習開発研究所の関係者によって実施します
   西之園晴夫 理事(代表),佛教大学教育学部教授,京都教育大学名誉教授
   高橋 参吉 役員,千里金蘭大学教授
   中野 由章 会員,千里金蘭大学情報教育センター課長,専任講師
   宮田 仁  役員,滋賀大学教育学部教授
   三輪 吉和 理事(副代表),教育用ICT専門家,総務担当
   大橋 功  理事(副代表),日本美術教育学会事務局長
   望月 紫帆 専従所員,チーム学習,総務担当

参加申し込み
  期限日:定員になるまで、いつでも申し込み可能です。(講座の途中参加も歓迎しますが,そのときは既設チームの意向を尊重します.
  お申し込みは、「お申し込みのページ」をごらんください

受講費用について
 ■振り込み期日につきましては、受付完了後にご連絡いたします
 ■振り込み金額と金融機関
  金額
    非会員 : 8,000円
    会員  : 無料(2005年度会費未納入の場合は、年会費8,000円をお振込みください)
    新規ご加入の場合 :入会のご案内のお手続きをお願いいたします。
  銀行振込:三井住友銀行伏見支店
     口座番号:普通 1370531
     口座名義:特定非営利活動法人学習開発研究所
          トクテイヒエイリカツドウホウジンガクシュウカイハツケンキュウジョ
  郵便振込
     口座番号:記号 14420  番号 37020321
     口座名義:特定非営利活動法人学習開発研究所


2005.7.8 20:55更新

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